外国人介護人材は地方でも定着するのか
- NANAKO TOGASAWA
- 2月11日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前
来日1年のインドネシア人職員との対話から見えた3つのポイント
介護業界では、人材不足が大きな課題となっています。
その中で、外国人材の採用を検討される施設も増えていますが、同時にこのような不安の声もよく聞きます。
・地方でも外国人は定着するのか
・職場のコミュニケーションは大丈夫なのか
・長く働いてくれるのか
先日、当社が支援しているインドネシア人の女性3名と白川郷・高山を訪れる機会がありました。彼女たちは地方の介護施設で働いており、まもなく来日1年を迎えます。
その際、夜の食事の中でゆっくり話を聞くことができ、外国人介護人材が定着する理由について改めて考える機会になりました。
今回は、その中から特に重要だと感じた3つのポイントをご紹介します。
1 定着を決めるのは「生活環境」より「職場の人間関係」
今回同行した3名が働いている施設は、都市部ではありません。
駅までは自転車で約5km。通勤も片道約6.5kmの距離を自転車で通っています。途中には登り坂もあります。決して便利な環境とは言えないかもしれません。
それでも彼女たちは、何度もこう話していました。
「職場の皆さんがとても優しく教えてくれる」「本当に感謝しています」
外国人介護人材の定着について議論するとき、生活環境の話が中心になることがあります。
しかし今回改めて感じたのは、
定着に最も大きく影響するのは職場の人間関係であるということでした。
先輩職員が丁寧に教える環境があることは、外国人職員にとって大きな安心につながります。
2 日本語教育の継続が現場を支える
介護の仕事では、日本語でのコミュニケーションが非常に重要です。
利用者様との会話、申し送り、記録業務など、日本語力は日々の業務に直結します。
今回の受入れ企業様では、入社後も継続して日本語教師によるオンライン日本語レッスンを受けられる仕組みが用意されています。
入社後も継続して日本語を学べる環境があることで、
・業務理解が深まる
・職員同士のコミュニケーションが円滑になる
・本人の自信につながる
といった効果が生まれます。
日本語教育は、外国人職員の成長だけでなく、
職場全体の働きやすさにもつながると感じました。
3 国家資格への目標が定着につながる
食事の席では、将来の目標についても話が出ました。
彼女たちは今後数年の間に
・日本語能力試験 JLPT N2
・介護福祉士国家試験
に挑戦したいという目標を持っていることを話してくれました。
介護福祉士の資格取得は、外国人職員にとっても大きな目標です。
資格取得を目指すことで、
・日本語学習への意欲
・仕事への理解
・長期的なキャリア
につながります。
施設側としても、こうした目標を共有しながら支援していくことが、長期的な定着につながると感じました。
外国人介護人材の定着は「関係づくり」
今回の経験を通して改めて感じたのは、
外国人介護人材の定着は採用だけで決まるものではないということです。
・職場の人間関係
・日本語学習の環境
・将来の目標
こうした要素が重なって、信頼関係が生まれていきます。
地方の施設であっても、こうした関係づくりができれば、外国人職員はしっかりと定着していくと感じました。
最後に
外国人介護人材の採用について、不安を感じている施設も多いと思います。
当社では、
・外国人介護人材の紹介
・受入れ体制の整備
・定着支援・キャリア支援
などを通じて、施設と外国人職員双方にとって良い関係づくりをサポートしています。
ご関心のある施設様は、お気軽にご相談ください。

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